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    •   2025-06-17  イタリアの農村観光(アグリツーリズム)のセミナーが開催されます
      イタリアの農村観光(アグリツーリズム)のセミナーが開催されます。
      講師はイタリア在住の岡崎啓子さん
      岡崎さんは、現地からのレポート、ワークショップを一緒に手掛けてくださったかたでもあります。

      イタリアはインバウンド世界4位。その大きな力となっているのが農村の観光。
      農泊宿泊施設は日本の約10倍。2万5000箇所以上。
      施設も充実しています。運営のための教科書があり授業も実施されています。

      日時:2025年6月17日(火)18:30〜20:30
      テーマ:イタリアの農業と農村振興
      報告者:岡崎啓子氏(Food & Agriculture Communication)

      会場:東京都立大学同窓会 八雲クラブ
      ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室

      渋谷駅 徒歩5分 渋谷区宇田川町12-3 電話 03-5489-8123
      (地図はホームページ https://tmu-alumni.jp/yakumo-club 参照)
      参加費:1000円(学生は500円)
      ネット参加の場合は、webexによるウェブ会議で参加できます。
      ネット参加費:600円(学生無料)

      問い合わせ・申込み先:比較住宅都市研究会事務局 海老塚良吉
      E:mail:ryou.ebizuka@nifty.com 
      ホームページ http://home.g08.itscom.net/ebizuka/

      *参加希望者は、資料及び会議室などの準備の都合がありますので、
      前日までにあらかじめEメールで、氏名、所属、会場参加かネット参加かをご連絡下さい。
      ネット参加の方にはpeatixのシステムによる支払い方法を送信しますので前日までに支払いください。
      申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメールでご連絡下さい。

      要旨:
      欧州の中でも屈指の農業国として知られるイタリア。
      先進的なアグリテックや効率性の面ではオランダや北欧諸国が注目される一方で、
      「農業×文化」の融合によって独自の発展を遂げてきたのがイタリアの大きな特徴である。

      日本と比較してみると、国土面積は約5分の4、国土の7割以上が山岳地帯で、
      南北に長く伸びる半島には四季があり、地域ごとに豊かな食文化が息づいている。
      また、少子高齢化、地方の過疎化、空き家問題、農業従事者の減少といった社会課題も、
      日本と共通しているところが多く、危惧に止まない。

      しかしながら、イタリアの料理や食材は世界中で愛され続け、
      その生産地や農村は国内外から多くの人々を惹きつけている。
      なぜイタリアの農村は人を惹きつける力を持っているのか?
      どのようにして農業に文化的価値をまとわせ、魅力へと昇華させているのか?

      近年日本でも注目される農泊やグリーンツーリズムとの比較を交えながら、
      イタリアの農村振興を支える制度や仕組みを紹介する。
      「農業」という枠を超えて、暮らし・文化・余暇の視点から再構築されたイタリアの地方の魅力。
      その背景にある考え方や実践をひも解き、今後の地域づくりのヒントを探る。

      講師のプロフィール:岡崎啓子(おかざき・けいこ)

      埼玉の兼業農家に生まれ、田畑のある環境や農家の四季の営みを身近に育つ。
      2000年 東京女子大学 現代文科学部 コミュニケーション学科卒業。

      イベント制作会社に勤務したのち、スローフード協会が2004年に新設した食科学大学
      (Universita di Scienze Gastronomiche)食科学学部第1期生として入学。
      2008年卒業と同時に、高品質なイタリアの食品販売・レストラン・教育事業を行うEATALY社の、
      当時の本社機能があったトリノに勤務。

      海外開発部門にて、主に日本向けの商材調達、生産者リレーション、輸出入と通関サポート、PR、
      イベント企画など幅広く経験する。

      現在は、イタリアのツーリズムや農村振興の調査・レポートや、
      ガストロノミーを中核とする地域づくりのコンサルタントを行う。
      また、日欧をつなぐ社会共同組合JIENに所属し、建築、コミュニティデザイン、
      地域に根ざした教育、アグロエコシステムの再生などに関わるプロジェクトに取り組む。
      京都芸術大学通信教育部 食文化デザインコース・ガストロノミーツーリズム 非常勤講師、
      一般社団法人 日本景在会 海外支部長

      参考資料:イタリア・アグリツーリズム・現地レポート
      https://www.kanamaru-jp.com/data/yotei/yotei1315.pdf

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      特別寄稿「女性の地域定着のためには「やりがいある仕事」の見える化を」
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      金丸弘美 内閣官房地域活性化伝道師・総務省地域力創造アドバイザー
      地産地消コーディネーター(農林水産省)
      一般財団法人地域活性化センター シニアフェロー
      (食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサー)
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