農山村は消滅しない
出版社岩波書店
ISBN4004315190
価 格¥864(税込)
発行日2014/12/20
著 者小田切 徳美(著)
●内容紹介:
地方消滅論を超えて、難問を突破しつつある農山村の事例を、現場を丁寧に歩いて報告し、日本の未来のあり方を考える。

増田レポートによるショックが地方を覆っている。

地方はこのままいけば、消滅するのか?否。
どこよりも先に過疎化、超高齢化と切実に向き合ってきた農山村。
311以降、社会のあり方を問い田園に向かう若者の動きとも合流し、この難問を突破しつつある。
多くの事例を、現場をとことん歩いて回る研究者が丁寧に報告、レポートが意図した狙いを喝破する。

●著者紹介:
小田切 徳美
1959年生まれ。明治大学農学部教授。農政学・農村政策論・地域ガバナンス論。東京大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学(農学博士)。(財)農政調査委員会専門調査員、高崎経済大学助教授、東京大学大学院助教授などを経て、現職。
著書に『日本農業の中山間地帯問題』(農林統計協会。1996年日本農業経済学会奨励賞受賞)、『農山村再生に挑む―理論から実践まで』(編著、岩波書店。2014年地域農林経済学会特別賞受賞)など多数。