農家民宿はこばの四季 四万十町大正中津川のくらし
出版社南の風社
ISBN978ー4ー86202ー072ー7
価 格¥1,496(税込)
発行日2014-09
著 者山崎眞弓(編)

高知県四万十の山村にある「はこば」の四季の食と暮らしを丁寧に追った本です。本の推薦のまえがきを書かせていただきました。
「はこば」には何度か泊まりに行きましたが、幸せが詰まった食事が出てきます。至福の宿です。
http://park7.wakwak.com/~hakobas/

農家の宿泊も徹底して、地域の食を打ち出していけば、山間地でも人がやってくる。新しい観光の事例を示してくれたのが「はこば」です。

「はこば」の田辺ご夫妻とはイギリスのツーリズムをご一緒し、編者の山崎さんは、私が企画をしたフランスのツーリズムと味覚の講座に参加してくださいました。

そんなご縁から、また山崎さんは、地域調査をし、そこを打ち出してこそ、地域のパーソナルが明確になるという、私が言っていたことを見事に形にしました。

『田舎力〜ヒト・夢・カネが集まる5つの法則』(NHK出版生活人新書)で言っていた「テキスト化」に影響をうけて、この本を作成したそうです。

実は、農家民泊は統計では全国に2200軒あります。「はこば」のようなところが、着実に増えていて、観光の流れが、景観・地域の食・自然との調和・ファミリーや仲間で泊まるれというように確実に変化をしています。